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総合ニュース
2015/05/29
西日本高速、新名神八幡JCT現場など公開 全線で工事展開
西日本高速道路関西支社は26日、16年度の供用を目指し、工事を進めている新名神高速道路のうち、京都府域の城陽~八幡間(延長3・5㌔)を報道関係者に公開し、八幡JCT、京田辺高架橋、木津川橋、城陽JCTの建設現場を見学した。
新名神高速道路は、神戸市から大津市までの延長79㌔を西日本高速道路が整備している。現在、高槻~神戸(延40・5㌔)と城陽~八幡(延長3・5㌔)は16年度の供用を目指し、全線にわたり工事を進めている。また、12年4月に事業認可を受けた八幡~高槻(延長10㌔)と大津~城陽(延長25㌔)は、設計協議や地元説明を実施している。
城陽~八幡間は、13年3月に工事着手率が100%となり、14年5月から上部工事に着手した。14年10月末には供用に必要な用地取得率が100%となった。
新名神高速道路と第二京阪道路が接続する八幡JCTでは、盛土造成や橋脚工事を行っている。八幡ジャンクション工事(施工=フジタ)では橋脚橋梁全41基が完成し、切盛土工事をしている。八幡ジャンクション橋(鋼上部工)工事(施工=IHIインフラシステム・川田工業JV)では、夜間通行止め鋼桁架設工事等を行い、順次架設を完了している。現在は、650㌧のクレーンを使用して、1号バイパス(上り線)を跨ぐLランプ1号橋とDランプ1号橋の架設を行っている。6月から府道交野久御山線を跨ぐEランプ橋とAランプ2号橋の架設の施工に入る。
木津川橋から八幡JCTにつながる京田辺高架橋(全長1590㍍)では、京田辺高架橋東(下部工)工事(施工=みらい建設工業)、京田辺高架橋西(下部工)工事(施工=みらい建設工業)、京田辺高架橋(PC上部工)工事(施工=川田建設・安部日鋼工業・富士ピー・エスJV)を行っている。下部工は、橋脚全105基のうち99基が完成している。上部工は、固定支保工や門型クレーン、大型移動支保工で架設を行っている。上部工架設が上り線側約60%、下り線側約40%の進捗率となっている。
木津川を渡河する木津川橋は、河川区域内での施工となるため非出水期(10月~6月)に施工している。木津川橋(下部工)工事(施工=大林組)、木津川橋他3橋(鋼上部工)工事(施工=エム・エムブリッジ・宮地エンジニアリング・日本橋梁JV)を行っている。下部工は瀬替え工法を採用し工事を進めている。
新名神高速道路と京奈道路を接続する城陽JCTは、盛土造成や橋梁工事を行っている。城陽ジャンクション工事(施工=奥村組土木興業)は橋台橋脚37基のうち、33基が完成している。城陽ジャンクションGランプ橋他2橋(鋼・PC複合上部工)工事(施工=IHIインフラ建設・IHIインフラシステムJV)は、P1橋脚側からPC上部工の工事を行っている。仮設の出入り口部となる鋼桁部分の一部は仮設が完了している。
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